2009年5月9日土曜日

一万円札をシュレッダーにかけてしまったときの心の整理のつけ方 ~本人編~

誰かに話を聞いてもらう
 感情を豊かに表現してくれる女性に聞いてもらえると効果倍増です。ただし,聞いてくれる相手の都合を考慮すること,またエンターテイナーとして振る舞うことが大切です。

最初からあるはずの無い金なんだと思い込む
 そもそもあの1万円札は,家で眠っていた漫画本を売った代金。俺は漫画を売らなかった,実は前々からその漫画を狙っていた単身赴任中の親父が持って帰ったと思えばいいんだ。しかし,親父が帰ってきたときに「あの漫画本どうした?」と聞いてくることで,ガラスの城は脆くも崩れ落ちます。

ウィンドウショッピングをしてみる
 複合店がお勧めです。普段なら足を踏み入れないエリアも積極的に歩いてみましょう。ほら,いつもならば買わないようなものも買ってしまいそうになるでしょう?そこでそのちょっぴり背伸びした服を買い,失敗してタンスの肥やしにしたと思い込んでみましょう。ただし,タンスの肥やしはいつかは役立つかもしれませんが,失われた1万円札が役立つことは未来永劫ありません。

高額の買い物をする
 「木を隠すなら森の中、森がなければ作ればいい」とブラウン神父もおっしゃっています。大金の前では,1万円なんてはした金。ドーンと大物を買いましょう。ただし,税抜き20万円の商品に手を出すと,消費税だけで1万円。失った1万円に囚われている自分を振り返って虚しくなりますので,決して20万円以上の品にはお手を出されませぬよう。

水戸黄門を見る
とりあえず,水戸黄門でも見てみましょう。人生楽あれば苦もあるさ,涙の後には虹も出る・・・かもしれません。

外食で安くてボリュームのあるものを食べる
 腹いっぱい食べて,細かいことにクヨクヨしていた自分にサヨナラです!ああ,こんなに満足なんだから1万円分は食べたよな,ええっ会計は1000円だって?いやいや,残りはチップにとっておいてくれ!

シュレッダーにかけたのがネクタイだったらと想像してみる
 『お金がない!』というドラマで,織田裕二演じる主人公が大枚叩いたネクタイをシュレッダーにかけてしまうというシーンがあったよなぁ,と思い出してみたところで,そんな基本的なミステイクはないよなぁドラマじゃないんだからよ,と,ネクタイどころか1万円札をシュレッダーにかけた自らのトンマさにあきれ果てるだけです。控えましょう。

人に優しくしてみる
 自分が辛い思いをすることで,他人の辛さを思いやれる人間になれるのです。この辛さを乗り越えて,他人に優しくなれた自分にバンザイ。ただし,1万円札をシュレッダーにかけたという辛さは,残念ながらあまり他人と共有できるものではないようです。

犬にブラシをかける
 いつもとは少し違うあなたの顔を心配そうにのぞき込んで,ペロッと鼻の頭をなめてくれることでしょう。

オリンパス製品購入者対象のアンケートに答えて1000ポイントゲットする
 いつもなら,そのまま削除してしまうダイレクトメールにも目を通してアンケートに答えると,なんと,オリンパス公式サイトで買い物をする際には1ポイント=1円として使えるポイントを1000ポイントもゲットです!1万円の損失をあっという間に1000円分補填ですね。ただし,特に必要な物がない場合,この補填を受けるために無理やり買い物をすることになりますので,ご注意を。

ヨーグルトに砂糖を入れずに食べる
 砂糖を入れないヨーグルトを食前に食べることでカロリー摂取が抑えられると,梨花がゲストに出ていたテレビ番組で言ってました。クヨクヨするにも健康第一。まずは,体づくりから始めましょう。

自転車通勤に変える
 ガソリン代を節約できる上に健康的で,さらにはエコ。そもそも自転車で通勤できる場所に住んでいないから車通勤なんだよ!という突っ込みはご容赦ください。

遊んでないゲームソフトを売る
 このソフトはどんな内容だっけ?こっちのソフトはオープニングが秀逸なんだよなぁ,と,内容確認のためにスタートしたはずが,気付くともう夜中。タイムイズマネー。失われた1万円札よりも,これからの時間を大切に使うことの方が建設的です。むだな時間を過ごすくらいなら,とっぱらいのバイトでもしてきましょう。

ブログに書く
 失われた諭吉は決して戻ってはきませんが,ネタに姿を変えたのです。世の中には,ネタのために手間暇お金をかける人だっているじゃないですか。予期せずにネタができたのですから,これ幸いとブログにでも書きましょう。

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